テーマ:初恋ディテイル

チャイム

朝顔の花一時 まるで夢の中 その門をくぐり抜けると すぐに下り坂 折りたたまれた手紙 渡された朝 終わりだと気付く 終わりだと 対角線で 交わった心は 窓の外へと 弾き出された ごめんね 僕は臆病なままだった 幼くて 君の心の奥もわからないまま ただ そそくさと そそくさと サヨナラのチャイムを聴くばか…
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暗号

落ちてくるしずくが 広げてきた心の穴は 思わぬ形で 君から飛び込んできたけど 突然変わる雲行き 君はマイペースで 一転話しかけてくる 昨日までは無視なのに 繰り出してく暗号 解読できたその時には 晴れて君と二人で 扉を開いてゆけるの? どこまで遠く果てに 頭を悩ますの? どこまで内側まで 小さくかみ砕く…
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細い針

向こうに見える君の姿に ドキドキしながらすれ違う廊下で 近付いてきたその瞬間 何故だか急に君は僕を避けてく フライング気味の友達の言葉 僕の気持ちを察したんだね だけどもそんなに僕のことを 避けなくても 飛び回る憂鬱を 突き刺すための細い針は 僕の胸を貫いて 赤い情熱は抜き取られた 告白をする…
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許可

穴を穿つ そこが出口 君との距離は いつまでも続かない 暗い部屋に 射した光 掲げた旗は 白いままのエンブレム さぁ悩もうか どうすればいい 僕の脳波が 磨かれるように 温かさにほっこり 冷たさにがっかり 振り回されてばかり 君の心わからない 許可は出ない 許可は出ない 心の信号 踏み出せないまま まだ…
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救いの手

廊下側の一番前の席 半身になれば教室が見渡せる 窓際の一番後ろの席で 愁いを帯びて外を見てる君の横顔 気が付けばいつでも 釘付けになってる 初めての気持ちだ 恋をした 救いの手を求めてる 君のその目を読み取ったつもり 僕の胸の臆病は 君の視線と平行線のまま 絵画のように網膜に映る 君の姿は時を切…
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走る車の窓から

走る車の窓から君に手を振った これが僕達の最後の瞬間だと知らずに 幼い心には理解もできずに いつもの「また明日」の気分で君と別れた ちっちゃな自動車は空港に向かい 新しい僕の家へと飛行機に乗り込んで 悪戯な瞳と泥だらけの手は いつの間にか汚すこともなくなって 走る車の窓から君に手を振った これが僕達…
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