テーマ:ハニカミ背後霊

残像

靴の裏がすり減る毎日に 伸ばせない手足が鈍く痛んでる やけに増えた軽い煙草の吸殻が 濁った瞳の奥に染み込んで いつも上目使いの 無邪気なわがままが 僕の肺の中を今更突き抜ける いつの間にか足を引きずる癖がつき あの頃よりもまたやつれた輪郭で 昔遠く見えたいくつもの輝きも たどり着けば八方ふさがりさ …
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雪の匂い

雪の匂いに 立ち止まれば 果たされない 約束に ふたりお互い 互い違い 右と左に 道があるのか 埋もれていた 白く隠した この雪が 溶ける頃 良かったことも 駄目なあの日も 目の前に 突き付けられて あの魔法が 解ける音に 耳をふさいでも もう遅い いつか雪か 溶ける頃に 心の折り合いは ついている…
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波の中

積み重ねた 笑顔たちは 寄せては返す 波のようで 思い返す 明るい日々 影を落とすのは 半端な言葉 かじかむ手のひら 握りしめ あたたかいと 笑った 引いて見渡して 満ちて飛び込んで 時間を握りしめて 全部波の中 目の前の その笑顔は とても不確かな 手触りで 見たことの ないくらいの 大人の憂…
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帰り道、笑顔

帰り道 降り出した夕時雨 慌ててはおる 雨具 向かい合い ボタンを留めてくれる 見上げる笑顔が 胸を突き刺す 心臓が手づかみにされたよう 血液が猛スピードで流れ出す 自転車を押しながら僕達は 毎日通うデートコース 重ねる日々 雨風に抱かれて ますます好きになってくよ 帰り道 雨上がりの道すがら …
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背後の笑顔

不安定な僕らは 探り合いの愛情 お互いの気持ちを 確かめ合うように 少し前を歩く僕の 後ろの裾を つまむように引っ張る その仕草にやられてる 翼雲 見上げる 僕らは笑顔 モヤモヤを吐き出す 時を待ってる 嬉しくも不安な 季節の裏を 無自覚に 楽しんでるんだ きっと 僕の後をちょこちょこ ついて回る姿を…
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ガラスの靴

すがりつく雨音に 立ち止まる夜もある 晴れ渡る暗闇を 照らし出す光の花もある 飛び出してきた 嘘くさいノンフィクション 君の言葉は キラキラと耳に飛び込んできて この街が魔法の世界で 魅かれ合う二人は主人公 僕が見たガラスの靴は 胸の奥しまい込んでおこう 溶けてゆく瞬きを 追いかけるこの夜は 凍り付…
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