テーマ:CHASE BOMBERS (Ⅲ期)

黄色い太陽(CHASE BOMBERS)

黄色い太陽が 僕を焦がそうとする 塩味を撒き散らしながら 僕は転がり続ける 黄色い太陽が 僕を溶かそうとする チビクロサンボの虎のように 僕はバターになってく カネの音が 円を描いて オンプが空へ 昇り出す 貼り付いた笑顔が 僕を放り込もうとする 赤い顔の芸術家に 僕は微笑みを返す 貼り付いた笑顔…
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幕引き(CHASE BOMBERS)

川原に降りる石段 形のわからない合図 黙りこくった二人に 冷たい囁きが過ぎる 絞り出した言葉も 水の中に溶けてゆくだけ 長い凍った時間が 戸惑いさえも芝居じみて 突然の幕引きは 意識を現実に戻す 暗い舞台に残された 影は揺れているだけ 君の涙が嘘でもよかった 悲しいサヨナラが演出されるから 立ち止まる時間に…
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赤い糸(CHASE BOMBERS)

噴水が一休みして 公園の雑踏に 溶けていた囁き声が 街角に流れ出る頃 マニキュアを薄く塗ってる 君の細い指先が 重たい表情してる 僕の口をふさいだ 「まだ笑ったふりして 空を仰いでいたい」と 君は色素の抜けた その髪を風に流して 染めていた赤い糸の 色が褪せてしまったから 僕の嘘と君の嘘が つながる術をなく…
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君を待っている(CHASE BOMBERS)

僕の目の前の 見知らぬ足音が 何事もないように 通り過ぎる 声をかけられ慣れてる横顔と 無視され慣れてる 後姿 僕の中を駆け抜ける風が 全ての感覚を麻痺させてる 雨の日は寄り添えるから 好きなのに 円い月は僕を 見下すように力を示してる 痛みを飲み込んだ アスファルトの沈黙が 騒がしい光を 受け…
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氷の国のアリス(CHASE BOMBERS)

迷い込んだこの世界に 佇む君の姿 スペードの冠の僕が 立ち尽くす オーロラを身にまとった 君を遠巻きに 昨日までのあたたかさを 捨て去ってしまいそうさ 流れ出して固まってしまう 涙の色に 取り付くしまを探すように 踏み込んで 恐る恐る手繰り寄せた 糸の端に ダイヤの輝きの君の 横顔 思いがけず返ってきた …
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